投資信託

【ブログ更新】評判の「セゾン資産形成の達人ファンド」を実績を中心に徹底評価!世界の株価指数と比較を通して分析する。

【ブログ更新】評判の「セゾン資産形成の達人ファンド」を実績を中心に徹底評価!世界の株価指数と比較を通して分析する。

セゾン投信は「ひふみ投信」や「さわかみ投信」と並んで日本の有望な独立系の投資信託です。

セゾン投信と一言にいっても以下の二つの投信が存在しています。

  • セゾン資産形成の達人ファンド
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

本日は、セゾン投信の中でも評判の高い「セゾン資産形成の達人ファンド」について取り上げていきたいと思います。

純資産額は上昇し、運用資産残高は1400億円にまで膨れ上がっています。

セゾン資産形成の達人ファンドの純資産額

本日は達人ファンドの特徴についてお伝えした上で、成績や実績について他の株価指数と比較しながら見ていきたいと思います。

セゾン資産形成達人ファンドの特徴とは?

まずセゾン資産形成の達人ファンドの特徴についてお伝えしていきたいと思います。名前が長いので今回の記事では「達人ファンド」と呼ばせていただきます。

ファンド・オブ・ファンズ形式で運用

達人ファンドは、達人ファンドが投資信託に分散投資をするという「ファンド・オブ・ファンズ形式」で運用しています。

セゾン資産形成の達人ファンドのファンド・オブ・ファンズ形式について

参照:交付目論見書

 

じゃあ、直接投資家がファンドに投資すればいいのでは?

という疑問も起こりそうですが、達人ファンドが投資しているファンドは個人はアクセスすることができません。アセマネ会社が機関投資家向けに組成しているファンドなのです。

組み入れている投資信託はアクティブ型

達人ファンドが組み入れている投資信託はアクティブ型の投資信託です。

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アクティブ型投信は対象とする指数に対してオーバーパフォームすることを目的とした投信です。組み入れているファンドのリターンは以下の通りとなっています。なかなか優秀な成績を残していますね。

セゾン資産形成の達人ファンドの組入ファンドの成績

参照:月次レポート

 

一方の、セゾン投信のもう一つのシリーズであるセゾンバンガードグローバルバランスファンドはインデックス型の投資信託を組み入れています。

組入国別比率を世界株指数と比較

達人ファンドとMSCI All Country World Indexの国別構成比率の比較は以下となります。達人ファンドは米国を少なく、一方相対的に割安な日本や欧州を多く組み入れていることが分かります。

達人ファンドとMSCI All Country World Indexの国別構成比率の比較
達人ファンド MSCI All Country
World Index
米国 44.9% 57.7%
日本 13.3% 6.9%
中国 5.5% 5.2%
スイス 5.2% 2.6%
フランス 5.0% 3.0%
オランダ 4.1% 1.0%
インド 3.1% 1.0%
韓国 2.2% 1.6%
スペイン 2.2% 0.7%
デンマーク 2.0% 0.7%
その他 12.5% 19.6%

わかりやすく地域別の構成比率を表したものが以下となります。

達人ファンドの地域別構成比率

現状、米国株が大きく上昇してバリュエーションが高くなっているため、米国の比率を低くしていると推察できます。

比較的高い手数料水準

達人ファンドは購入手数料は0%ですが、信託報酬は年率1.35%±0.2%という比較的高い水準になります。

セゾン資産形成の達人ファンドの手数料

なぜ±0.2%がつくのか疑問に思われた方もいらっしゃると思います。これはファンド・オブ・ファンズ形式であることが影響しています。

投資しているファンドも手数料が発生しているので、当然投資家としては二重で手数料を支払うことになっているのです。

 

金融庁の調査でもファンド・オブ・ファンズ形式のファンドの手数料は比較的高い水準となることが明らかになっています。

アクティブ型投信とパッシブ型投信の手数料率の推移

ファンド・オブ・ファンズ形式のファンドの平均という水準ですね。

セゾン資産形成の達人ファンドの成績とは?

では肝心な達人ファンドの成績について切り込んでいきたいと思います。

暴落を乗り越えながらも大きく基準価格を上げている

達人ファンドはリーマンショックやチャイナショック、コロナショックで大きく基準価格を落としながらも基準価格を2.6倍に引き上げています。

セゾン資産形成の達人ファンドの純資産額

短期的には大きな損失を被る可能性がありますが、長期でみると素晴らしい成績を残していますね。

MSCI All Country Indexをオーバーパフォーム

達人ファンドが優秀な成績を残しているかは指数と比較しないといけません。

達人ファンドは世界の株価指数に投資しているので、世界株指数と比較する必要があります。比較に最適な指数はMSCI All Country Indexです。

以下はセゾン資産形成の達人ファンドと、MSCI All COuntry Indexへの連動を目標とするeMAXIS全世界株式との比較です。

橙色:セゾン資産形成の達人ファンド
赤色:eMAXIS全世界株式

セゾン資産形成の達人ファンドとeMAXIS全世界株式との比較

参照:Bloomberg

 

殆ど同じ値動きとなっていますね。セゾン資産形成の達人ファンドが特段優秀というより、世界に株式市場が優秀であったということが言えそうですね。

「ひふみ投信」と比較

他の日本のアクティブファンドと比べてみましょう。

日本で最も有名なアクティブ投信である「ひふみ投信」が運用を開始した時点からの比較は以下となります。

青:セゾン資産形成の達人ファンド
赤:ひふみ投信

ひふみ投信とセゾン資産形成の達人ファンドとの10年比較

一見すると大きく負けて見えますが、過去3年でみると全く違う景色が見えてきます。達人ファンドが一転して優れたパフォーマンスを見せています。

ひふみ投信とセゾン資産形成の達人ファンドとの直近3年比較

「ひふみ投信」は純資産残高が急騰したことでファンドマネージャーの藤野英人氏が得意とする超小型成長株投資ができなくなってしまいました。

結果的に近年は不調で、達人ファンドの成績に大きく劣後する成績となっています。

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セゾン資産形成達人ファンドの今後の見通しと投資判断

では今後について考察していきたいと思います。

概ね世界株と同様に増加することが見込まれる

先ほど見てきたように、今後もセゾン投信は世界株の平均的な成績と同等の成績となることが予想されます。つまり、毎年平均的に5%-7%のリターンを安定的に見込むことができます。

比較的高い手数料を支払う必要があることを考えると、全世界のインデックスでも十分であるとも考えられます。

欠点は暴落局面に弱いこと

もう一度ご覧いただきたいのですが、達人ファンドは局所的には大きな下落を被る傾向にあります。インデックスと同じく暴落局面に弱いということですね。

セゾン資産形成の達人ファンドの純資産額

長期的な資産形成を行うにあたって、暴落局面は耐えきれず損切りしてしまう可能性を十分秘めています。ヒヤヒヤする局面が定期的に訪れることは覚悟しておきましょう。

安定的な値動きで年率10%以上で運用する方法

達人ファンドは有力な選択肢ではありますが、世の中には更によい金融商品もあります。

それがヘッジファンドです。ヘッジファンドは暴落局面でも収益を出すことが求められる絶対収益型のファンド形態です。

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ヘッジファンドは以下の通り、長期的に米国株指数や世界株指数を大幅にアウトパフォームしています。更にリスク低く安定的な値動きとなっています。

ヘッジファンドとS&P500指数と世界株式指数のチャート

以下で日本人投資家でも投資できるヘッジファンドについてランキング形式でまとめていますので参考にしていただければと思います。

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まとめ

セゾン資産形成ファンドについてお伝えしてきました。纏めると以下となります。

  • ファンド・オブ・ファンズ形式で運用している
  • 組み入れているのはアクティブファンド
  • ファンド・オブ・ファンズのため手数料は高め
  • 米国株比率が低く、日本と欧州が多くなっている
  • 成績はよいが殆ど世界株平均と同じ
  • 度々暴落局面を迎えるのがデメリット
  • 更に魅力的な選択肢も検討しよう
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自分で個別株投資をする自信がないという方はプロに資産を預けて運用をするという選択肢を取ることになります。

長期的に資産を形成していくためのファンドを選ぶ際に重視するポイントは以下となります。

 

  • 安定したリターンを積み上げているか?
  • 暴落時にしっかり資産を守れるか?

 

いくら良いリターンを出していても、暴落時に40%下落してしまっては通常の精神状態を保てませんし投資自体から撤退してしまう可能性すらあります。

以下のランキングでは上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング形式でお伝えしています。

 

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